感動編 迎えた雛祭りのお祝い:井上様
感動編:幾多の危機を乗り越え迎えた雛祭りのお祝い:井上様
先日は、素敵なお雛様を届けていただき本当にありがとうございました。
お陰様で無事、初節句を祝うことができ、
家族で喜ばしい一時を過ごさせていただきました。
この度は社⻑様のお手紙に深く感銘を受け、
フォトコンテストへ応募させていただきたいと思うに至りました。
私共も長らく子どもに恵まれず、やっとの思いで長男を授かりました。
そして次に苦労の末授かった次男は、妊娠7ヶ月の時に突然天国へと旅立ち、天使となりました。
言葉では言いつくせぬほど辛く悲しい毎日でしたが、もう一度、
ぬくもりのある我が子を抱きたいと決心し授かったのが今の娘です。
しかし娘にも妊娠7ヶ月の時に命の危険が迫り、
1000gに満たない超未熟児での誕生となりました。
本来ならば、誕生して初めて迎える雛祭りに初節句を行うべきところでしたが、
あまりにも小さく産まれた娘はその日を無事迎えられるかさえも分からず、結局雛人形を買うことはできませんでした。
お腹にいるこどもが女の子かもしれないと分かったときから、
私は”雛人形はひなせいの物がいいな”と密かに思っていました。
娘が産まれた後も何度もひなせいのホームページを覗き、
「無事育ってくれたらこれを買いたいな」と想いをめぐらせておりました。
幾多の危機を乗り越え、大きく健康に育ってくれた娘に
とても素敵なお雛様を贈ることができ、
祖父母も私たちも心からの喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。
表情がとても可愛らしく、尚且つ豪華で美しいお雛様に毎日見惚れていたのは
他でもない母の私でありますが、いつか娘と一緒にひなせいのお雛様を
「かわいいね」「きれいだね」と笑顔で眺める日がくることを楽しみにしております。
娘が無事健康に成長できることを祈って、
これからも毎年大切にお雛様を飾らせていただきますね。
P.S.親バカのため写真を選びきれなかったので複数枚応募させていただきました。
もし良いものが1つでもあれば採用していただけたら幸いです。
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感動編:幾多の危機を乗り越え迎えた雛祭りのお祝い:井上様
素敵なご縁をありがとうございます!
ひなせい スタッフの紅林です。
お手紙を拝見しながら目頭が熱くなりました。
どんな悲しい思い、つらい思いを何度抱きしめながら頑張ってこられたか…
娘さんが無事お節句を迎えられたこと、私もわがことのように
うれしく思います。
そんな晴れの日にひなせいのひな人形を選んでいただいたことを
心から光栄だと思っています。
ひな人形は女の子に降りかかる災いを払ってくれるという縁起ものです。
ちゃんとひな人形がお役目を果たしてくれるよう、
健やかな成長を末永く見守ってくれるよう、私も念を込めてお祈りしております。
この度はご縁を頂き、誠にありがとうございました。
追記:
代表 青木健明です。
このお手紙を読んだ時、切に感動しました。
昔は、お子さんが環境問題による病気や栄養不足で成長できないお子さんが当たり前にいた時代でした。
そんな時代だったからこそ、お雛様に人々は願いを託して雛祭りを行うという風習が日本の風土に溶け込み、日本全体の伝統文化となっているのでしょう。
今の時代は、モノには不自由しない時代でもあります。その分モノの本来の存在意味・価値が伝わりにくい時代でもあります。
雛人形のもっと奥に眠る、日本の素晴らしい文化として継承していただけたら幸いです。
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