初節句を通じて家族の絆を深めてほしい
ひなせいが存在する理由
ひな人形をご用意しようと考えているお母さん、お父さんへ。
日本らしさが好きな方に。
天然の杉材で出来上がった屏風の雛人形、五月人形で、とても希少な日本らしさ溢れる人形と共に、毎年のひな祭りを過ごしてみませんか?
ひな祭り、端午の節句とは、日本古来の伝統行事です
古くは平安時代にまで遡ります。この古からある雛人形。
このひな人形というものの奥底にあるものは、いったい何なのでしょうか?
それは、親が子を想う人間愛です。
「生後産まれたばかりの赤ちゃんが、元気に健康に育っていってもらいたい」
「すくすく育ち、優しい心の持ち主になって欲しい」
「皆から愛される人となって欲しい」
こんな親の気持ちを表したのが、ひな人形です。
しかも、これにはもっと更なる人と人の繫がりが関わってきます。
では、贈る人は誰なのでしょうか?
五月人形・お雛様を贈る人は、おじいちゃん、おばあちゃんです。産まれたばかりの生後間もない赤ちゃんというお孫さんに贈ります。ここにも、ご両親と同じ願い、想いがあります。産まれたばかりの赤ちゃんに、この願いと想いを込めてひな人形や五月人形というものを贈ります。
このメッセージのこもったひな人形を毎年の3月3日のひな祭りに飾り、お祝いします。
成長していくお子さんの小さな目線から見える毎年のひな祭り。
ここには、色んな想い出がお子さんの心の中に刻まれていきます。
その幸せな家族の団欒を体験、経験していくお子さん。そこには親子の会話があります。
「産まれたばかりのあなたは、こうだったのよ!」「あなたが、この年のひな祭りでこんな事をしちゃってね!」「ひな人形は、おじいちゃん、おばあちゃんがあなたにいい子にしていなさいよ!って言って贈ってくれたのよ!」
こんな体験を、経験を毎年繰り返してお子さんの心が成長していきます。この体験、経験を繰り返すことで、お子さんの心に大切な何かが芽生えていきます。お子さんの「心」が、どんどん豊かな方向に歩み始めていきます。
時代は変わりますが...
時代は形を変えていますが、ひな人形の本質は受け継がれています。
確かに、30、40年前は15人いる7段飾りで皆さんはひな祭りを過ごしました。でも、ここ近年は飾る場所、しまう場所という事で、殿と姫の二人のタイプの雛人形を選ぶ人が多くなっています。
私たちも無理に大きな雛人形・五月人形はお勧めしません。毎年3月3日のひな祭りでお子さんの成長を楽しむという点では、あまり大きすぎず、飾りやすい、しまいやすいということが重要です。
せっかくのお嬢さんを中心に家族で楽しむひな祭り。より日本人らしい雛人形でひな祭りを過ごしたくはありませんか?
そこで、静岡県藤枝市のお人形のひなせいでは、この古民家調のひな人形の二人のタイプを多種類に渡りご用意させてもらいました。
今の時代は、ひな人形が普通に購入できるような気もしますが、この天然の杉材を使った雛人形というのは、非常に稀な雛人形となっています。
実は、古民家調の雰囲気を醸し出した雛人形・五月人形は、業界では、ほとんどと言って良いほど扱っていません。作られていないからです。
私たちも、京都の古い街並み感残るあの独特な雰囲気のひな人形を提供したいと、かねがね思い続けていました。
ですが、業界で作っていない、作れない事を知りました。意外に天然の自然の素材は、安定した入手が困難です。加工していくのに手が掛かります。塗装技術がいります。しかも、最大の難点は、量産品とは違いコストがかかります。材料費もかかります。
しかし、私(ひなせい)は個人的に昔の良き日本が好きです。
日本の高度成長、発展していき近代化、西洋化の流れの中、日本らしい風情を醸し出しているあの京都の街並み。「京都という街だけは、日本らしさを残しておこう」行政一体となって、この景観を残し続けてきました。
時代と逆を進んで行ったわけです。残すべきもの、進化させていくもの。当時のこの決断が、この現代の世の中に残してくれた京都の街並み、風情でした。日本の宝でもあります。
そんな中、この私の波長と合う方からのリクエストがありました。
ひなせいらしさ!日本らしさが好き!
そんな雛人形を探しています。昔、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの実家に遊びに行くと、なんだかどんよりと薄暗い家の中。決して便利ではない、おじいちゃんおばあちゃんの家。
所々に古くからの傷もあり、家を建てた時の大工さんの彫跡なのでしょうか?時代を感じる重み。そこには、パキパキと薪が音をたて燃えている囲炉裏と暖かみある情緒、空間。
とても落ち着いた空間の田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家。
こんな雰囲気のひな人形が欲しいのです。
その時、私がひなせいが作りたかった、提供したかった未来が見えました。
そして、月日を経て製造技法と販売流通形態を見直し、種類も充実させてご提供を考えました。こだわりの古民家調の雛人形、五月人形が出来上がりました。